近況報告

ふと思い立って久しぶりにブログを開いてみましたが、なんと2015年を最後に更新していなかったのですね。いやはや。来年はもう少し意欲的に更新したいところです。

 

さて、近況の報告と致しまして、今は関東に身を置き大学生として生活しております。学部は経済で、専門は労働経済学です。現在は卒論に向けてロードマップとプロポーザルを纏めている段階ですが、毎日自分の基礎知識の足りなさ、理解度の低さに直面しており、日々慌ただしく過ごしております。

そもそも大学に行こうと思ったのは、東日本大震災や身内の死を経験し、もう一度きちんと勉強がしたいと思ったからでした。

昔、高校で進路を選択するときに、私は当時尊敬する先生の勧めもあって、明治大学に進学しようと思っていました。しかし、受験勉強中に「特に大学で学びたいことも、やりたいこともないままに大学に行って、高いお金を払って授業を受ける意味はあるのだろうか」「であれば自分でお金を稼いで、働くうちに学びたいことが見つかったときに進学したい」と考えるようになりました。あとは少なからず、親に金銭面で負担をかけたくないというのもあったように思います。

そこで進路を変更し、地元の小売業に新卒で入社、その後4年弱働き続けました。地元で働いていたのも、今思えばそれなりに楽しかったですし、おそらく東日本大震災や身内の死がなければ、あのまま地元でのんびりと楽しく暮らす人生もあったのかもしれません。過ぎたことについて考えることは意味がないことかもしれませんが。

その後、前に書いた様々な理由から一念発起し大学に進学、現在無事大学3年生になることができ、日々楽しく過ごしております。このあたりについては別の記事で詳しくかければ良いなと思っております。

自分の能力のなさに打ちのめされることも多々ありますが、やはり勉強するのは楽しいです。大学という場所がどのような場であるか、何を学べるところなのかということは、やはり大学に入って実際に体験しなければ分かり得ないところが大きいのではないでしょうか。少なくとも私は入学してから今日までを振り返るとそう思います。

また、これは私の場合ですが、やはり目的意識を持って入ることができて良かったように思います。優秀な学生たちと比べれば、私はその足元にも及ばないと自負しておりますが、学問に対する情熱を持っていることは唯一誇れることではないかなと、そしてその情熱を支えてくれているのは社会人での経験であったと感じます。

幸い、私は指導教官に恵まれ、尊敬できる友人たちにも出会うことができました。今の環境に感謝して、今後とも精進していこうと思う所存です。

ちなみに現時点での卒業論文ですが、東日本大震災福島県の雇用に与えたインパクトについて書いていく予定です。このあたりも定期的に報告ができればいいなと思いつつ…